【日本人講師】高分子のフィラー複合化とナノコンポジット応用 ~配合設計・分散制御・機能性付与~

フィラーの作用機構から分散制御・複合加工、ナノコンポジットの機能と製法までを網羅的に解説。

2026/09/16+17(水)(木),09:30-16:30

本セミナーでは、高分子材料におけるフィラーの機能と作用機構、各種フィラーの特性と機能、分散性制御と複合加工技術(Compounding)、高分子複合材料の評価・解析方法、フィラーを活用した材料設計と特性制御の技術、そしてナノコンポジット材料の特徴と機能について説明します。

■習得できる知識
.高分子材料におけるフィラーの作用機構と機能付与
.各種フィラーの特性・機能・用途
.フィラーの表面改質、分散性制御と複合加工技術
.フィラー分散状態の評価と高次構造解析
.フィラーによる高分子材料の材料設計・機能付与・特性制御
.ナノコンポジット材料の特徴・機能・プロセス
.ナノコンポジット化による高分子材料の機能性向上と特性制御技術
.フィラー充填型高分子材料の最新技術動向

■プログラム

近年、高分子材料の複合化に用いられる各種無機/有機フィラーは、【材料性能の向上】や【新機能の付与】を可能にすることから注目を集めています。フィラーには球状・板状・繊維状など様々な形態があり、サイズも数十ミクロンから数ナノメートルまで幅広いため、用途要求に応じた【適切な配合設計】、【分散技術】、【成形加工】技術の選択が必要です。
本セミナーでは、高分子材料におけるフィラーの機能と作用機構、各種フィラーの特性、分散・複合技術、材料評価方法、そしてナノコンポジット材料の機能と技術を網羅的に説明します。

一、高分子材料におけるフィラーの作用機構と機能付与
1-1 フィラーが高分子材料の特性に与える影響と機能
1-2 フィラー充填高分子材料の複合則と特性因子

二、各種フィラーの特性・機能・用途
2-1 炭酸塩類
2-2 酸化物類
2-3 ケイ酸塩類
2-4 水酸化物類
2-5 窒化物類
2-6 炭素材料類

三、フィラーの分散状態評価と高次構造解析
3-1 光学顕微鏡観察
3-2 小角X線散乱(SAXS)
3-3 三次元形態観察技術

四、フィラーによる高分子材料の特性向上
4-1 熱伝導率
4-2 電気伝導率
4-3 機械特性
4-4 熱特性
4-5 成形加工性
4-6 コスト
4-7 小まとめ

五、フィラーの分散性制御と特性制御技術
5-1 フィラー分散状態が特性に与える影響
5-2 フィラーと分散剤の相溶性と選定
5-3 フィラー表面処理技術とその特性への影響
5-4 樹脂/フィラー複合加工(Compounding)技術

六、フィラー複合高分子材料の設計・機能付与・特性制御技術
6-1 低燃費タイヤ用溶液重合SBR系複合材料
6-2 車両外装用ポリカーボネート系ポリマーアロイ
6-3 電線被覆材用ポリエチレン系ハロゲンフリー難燃材料
6-4 電機・電子機器筐体用ポリスチレン系ハロゲンフリー難燃材料

七、ナノコンポジット材料の特徴・機能・プロセス
7-1 ナノコンポジット材料の特徴・用途・種類・分散挙動
7-2 ナノコンポジット材料の機能とナノフィラーの種類および応用展開
7-3 ナノコンポジット化による特性向上と機能付与
7-4 ナノコンポジット材料のプロセス方法

八、ナノコンポジット化高分子材料の機能付与と特性制御技術
8-1 ポリアミド/モンモリロナイトのガスバリア性ナノコンポジット材料
8-2 高周波対応基板用低誘電損失絶縁材料におけるナノコンポジット難燃技術
 • 高速・高周波基板材料の要求特性と技術トレンド
 • 精密カチオン重合による可溶性硬化型分岐ポリマーの作製
 • このポリマーを用いた高周波基板用低誘電材料の開発
 • ナノコンポジットハロゲンフリー難燃技術の低誘電フィルム材料への応用

九、フィラー充填高分子材料の最新技術動向
9-1 高機能ナノコンポジット材料
9-2 環境にやさしい天然フィラーの種類と応用
9-3 機能性超分子集合体複合材料